カリナイト 技術ブログ カリナイトのレンタル商品を、より便利に使いこなすためのテクニックや最新技術をご紹介!
カリナイトの専門知識豊富なスタッフが随時更新中です!

ワイヤレスマイク付属拡声器スピーカー トラブル発生時の解決方法 サンワサプライ 【MM-SPAMP16】【MM-SPAMP14】

ワイヤレスマイク付属拡声器スピーカー トラブル発生時の解決方法 サンワサプライ 【MM-SPAMP16】【MM-SPAMP14】

ワイヤレスマイク付属拡声器付きスピーカーの特徴

周波数を使用して音を飛ばす仕様のワイヤレスマイク付きスピーカーは、様々な障害に影響を受けやすい製品です。
特に、込み合った会場などでは影響を受けやすく、「スピーカーから音がしない」などの不具合報告の声が多く上がりました。
製品自体には問題がないため、機材の入れ替えを行ったとしても改善は期待できません。
こちらの記事では、設定などを見直すことで、その場で改善が期待できる解決方法をまとめています。

この記事の内容は動画の一部でも解説しています!

目次

  1. ワイヤレスマイクが使えない
  2. マイクの音が途切れる/ノイズが入っている
  3. 音が小さい/音が途切れる

ワイヤレスマイクが使えない

スピーカーとマイクの周波数が同じになっているか確認してください。

※スピーカー本体のワイヤレスLEDが青色に点灯していれば、正常にワイヤレス接続されている状態となります。

周波数が一致していないと、ワイヤレスで使用することができません。

スピーカーの周波数チャンネル設定は、チャンネル操作スイッチの「+」「-」を押して設定することができます。
受信チャンネルを表示している「チャンネルLED」を確認しながら、「00~09」の周波数の中から設定してください。

マイクの周波数チャンネルは、マイクのチャンネル選択スイッチより設定することができます。
まず、ワイヤレスマイクの電源がオンにしてマイクの電池BOXカバーを反時計周りに回して外します。
ステータスディスプレイチャンネルに表示されるチャンネル番号をチャンネル選択スイッチ「+」「-」でスピーカーのチャネルに合わせてください。

※注意※

周波数のチャンネル設定は「00~09」までの10派より設定することができますが、隣り合ったチャンネル設定にはしないでください。
干渉が発生しマイク音声が正常に作動しない可能性があります。

マイクの音が途切れる/ノイズが入っている

1⃣ 周波数の変更を行ってください。

会場内に、設定した周波数に近しい機器が稼働している場合、ワイヤレススピーカーの周波数に影響を与えている可能性があります。

※「ワイヤレスマイクを使用していないのに、スピーカーから音がする」という場合も、周波数が近しい機器の電波を拾ってしまっている可能性があります。この場合もチャンネルの変更を行ってください。

2⃣ スピーカーの位置を高くしてください。

参加者の多い会場などでは、「人」も周波数の妨げの一因となります。
低い位置にスピーカーを設置している場合は、なるべく高い位置に設置してください。
尚、本製品の底面には、スピーカースタンド対応のネジ穴が搭載されています。
ご利用時はスピーカースタンドの併用もおすすめです。

カリナイト取り扱い拡声器スピーカースタンド▼
https://kari-knight.com/products/detail/MM-SPST5?cate_large=broadcat_acoustic-equipment

3⃣ 電子機器は離れた位置に置く。

スマートフォンや、ポケットWi-Fiなどの電子機器も周波数に影響を与える一因となります。
ワイヤレスマイク保持者が身に着けている場合は、離れたところに置いてください。

音が小さい/音が途切れる

バッテリー状態を見直してください。

機器のバッテリーが消耗している可能性があります。
スピーカー本体をバッテリー使用している場合は、AC電源に切り替え、マイクの電池は予備電池に交換してください。

スピーカーの電源接続方法

①ACアダプタと電源ケーブルを接続してから、②ACアダプタをスピーカーの電源ジャックに接続し、③電源ケーブルをコンセントに接続してください。

マイクの電池交換方法

① ワイヤレスマイクの電源がオフになっていることを確認し、電池BOXカバーを反時計周りに回して外します。
② 単三乾電池2本を正しい向きでセットしてください。

以上、トラブル発生時の解決方法の解説でした。

こちらのスピーカーは、カリナイトにてレンタルが可能です。
詳しい使い方についてはこちらの記事をご参照ください。