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イベント・展示会などで、iPadをブース内に設置し、PR動画をループで再生しておきたい。という使用用途の方は多くいらっしゃいます。限られたスペースの中で多くの情報量を効果的に発信することができるためPR動画を用いたデジタルサイネージは欠かせません。
今回の記事では、iPadにパソコンの動画を移す方法を解説していきます。
PR動画以外にも、InstagramやTikTokなどのSNSに動画を投稿する場合はパソコンではなくiPadやiPhoneを使う方が便利かつ正攻法だといえます。
iPadに動画を移す方法はいくつか存在しますが、なるべく手軽かつ簡単に動画をiPadに移動できる手段をまとめました。
動画の保存先は、Apple標準の「写真」アプリに保存する必要があります。
「写真」アプリに保存しておくことで、動画のループ再生を正しいやり方で設定することができます。
また、SNSへの更新もスムーズです。
※iPadの動画ループ再生についてはこちらをご確認ください。
パソコン上にて、USBメモリに動画をコピーしておき、iPad変換アダプタを使ってiPadに直接転送を行います。
こちらの方法は、ネット環境も不要かつ、時間も多くはかからないため簡単で一番おすすめです。
① USBに動画をコピーしておきます。
今回は、SONY32GBの機器を使用しました。
② USBをiPad用変換アダプタを使って、画像のようにiPadと接続してください。
◆Type-C端子の場合
「Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタ」を使用
◆Lightning端子の場合
「Apple Lightning USB-3」を使用
Apple Lightning USB-3 カメラアダプタは、USB読み書きの際、非常に多くの電力を必要とします。
通常通り接続しても「アクセサリを使用できません」というポップアップが表示される可能性があります。
その場合は、下記画像のようにLightningケーブルを併用し、Apple純正アダプタ(20W)より電力供給を行いながらご使用ください。
③ USBが接続された状態で、iPadより「ファイル」アプリを開きます。
④ USBの場所「SONY_32GB」を選択し、iPadに保存したい動画をタップしてください。
⑤ 動画を開いたら、右上の共有マークをタップし、「ビデオを保存」をタップしてください。
⑥ 写真フォルダを開くと、動画の保存を確認することができます。
「iCloud Drive」とは、iCloud内に保存している動画や写真、ファイルなどを別端末と共有する機能です。
ネット環境およびApple IDが必須になりますが、パソコン上でiCloud Driveに動画データを移すことで、iPadでもアクセスできるようになります。
① パソコン上にて、iCloudにログインします。
② 続いて、「Drive」をクリックしてください。
③ 「ブラウズ」上部にあるアップロードマークをクリックし、iPadに移動したい動画をiCloud Drive内にアップロードします。
④ 次にiPad上にて、「iCloud Drive」を開きます。
Safariを開くと、デフォルト設定でお気に入りに「iCloud」ページが登録されています。
⑤ 続いて「Drive」をタップします。
⑥ 「ブラウズ」を確認すると、パソコンからアップロードした動画が共有されていることを確認できます。
⑥ 動画を選択したら、再生画面右上に表示されている共有マークをタップし「ビデオを保存」をタップしてください。
⑦ 写真フォルダを開くと、動画が保存されていることを確認できます。
動画のフォーマットや、iPadの使用環境によっては「ビデオに保存」の項目が表示されず写真アプリにダウンロードできない場合があります。
その時の解決策として、「共有アルバム」に動画を共有することによって「ビデオに保存」を表示させることができましたので合わせて解説いたします。
尚、こちらはネット環境およびApple IDが必須となります。
例:「ファイル」アプリ内に動画を保存したが、共有マークのメニュー内に「ビデオを保存」が表示されない。
① 共有アルバムをオンにします。
設定アプリを開き、「写真」の中にある「共有アルバム」をオンにしてください。
② 「ファイル」アプリに戻り、共有マーク内の「共有アルバムに追加」をタップしてください。
③ 新規共有アルバムにて、アルバムを作成してください。
④ 写真アプリを開き、左側に表示されているメニューを下までスクロールし「共有アルバム」を開きます。
⑤ 共有アルバムに追加した動画を再生し、左下の共有マークをタップしてください。
⑥ 表示されたメニューより「ビデオを保存」をタップして完了です。
上記で解説した方法は、iPhoneでも同様の操作になります。
SDカードポートを搭載している変換アダプタを使用すれば、一眼レフなどのカメラデータも直接転送することが可能です。
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