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Appleの「AirPlay」機能を使って、iPad・iPhoneの画面を、Apple TVやAirPlay対応のスマートテレビに画面ミラーリングしたり、音楽を再生してテレビをスピーカーとして楽しむことができます。
HDMIケーブルなどは不要で、Wi-Fi環境が整っていれば安定した接続でミラーリングすることができるため、展示会・イベント、セミナーなどにおすすめの活用方法です。
AirPlay対応のスマートテレビは各製品の商品ページおよび取扱説明書等にて確認することができます。
今回は、カリナイトで取扱中のSONY43インチ(X75WLシリーズ)4K液晶モニターを使ってAirPlay機能を詳しく解説していきます。
\この記事の内容は動画でも解説しています!/
① テレビとiPad(またはiPhone)を、同一のWi-Fiに接続しておきます。
【SONY液晶テレビのWi-Fi接続方法】
設定を開き、「ネットワークとインターネット」からWi-FiをオンにしてWi-Fiの設定を行ってください。
【iPadのWi-Fi接続方法】
設定を開き、「Wi-Fi」からWi-Fiをオンにして、テレビと同一のWi-Fiに接続してください。
② iPadのコントロールセンターを開き、ミラーリングマークをタップ→接続したいテレビ名を選択してください。
③ 初めての接続時は、「AirPlayコード」を求められます。テレビに表示された4桁のコードをiPadに入力してください。
ミラーリングが接続されると、iPadの画面がそのままテレビに映し出されます。
ですが、アプリの仕様によって「AirPlay仕様」で再生されるアプリもあるため、これからいくつか見ていきたいと思います。
① 写真アプリ
■ 写真アプリを開いてすぐ(写真選択画面)は、iPadの画面がそのままテレビにミラーリング再生されます。
■ 16:9の動画を再生
iPad上では「画面ミラーリング(このビデオは外部ディスプレイで再生中です)」の表示に切り替わり、テレビ上では16:9の動画が全画面で再生されます。
■ 続いて16:9の写真を再生
iPad上では通常のiPadと同様の操作画面になっていますが、テレビ上では16:9の写真が動画と同様に全画面で再生されます。
■ 続いて9:16の縦動画を再生
iPad上では「画面ミラーリング(このビデオは外部ディスプレイで再生中です)」の表示に切り替わり、テレビ上では9:16の動画が左右に余白がある状態で再生されます。
(iPadの向きを縦に変えても、テレビ上の動画は縦に切り替わりません。)
■ 続いて9:16の写真を再生
縦写真の場合は、iPad上では通常のiPadと同様の操作画面になり、テレビ上では左右に余白がある状態で再生されます。
② カメラ
カメラ起動から撮影中まで、iPadと同じ画面がテレビで再生されます。
撮影画面を大きなテレビで確認することができるため、使用用途によっては便利ですが4Kなど負荷のかかる撮影は、大きく遅延が発生してしまうので注意が必要です。
尚、動画再生中にテレビ上にて遅延が発生し、画面が動かなくなってしまったとしても動画のデータはiPad上で正常に撮影できており、後から再生することができます。
③ YouTube
YouTubeを開いてすぐ(動画を選択する画面)はiPadの画面がそのままテレビにミラーリングされています。
■ 動画を再生
iPad上の動画再生表示枠には、「AirPlayに接続しました」という表示に切り替わり、テレビ上では全画面で動画が再生されます。
YouTubeの動画を大画面で共有したい時などに使うと良いですね!
■続いてショート動画を再生
iPad上は動画の説明のみが表示されて、テレビ上では左右に余白がある状態で再生されます。
④ Netfliks
Netfliksを開いてコンテンツを再生すると、テレビ上にて「AirPlay(デバイスに接続済み)」という表示がでているのみで映画ドラマを見ることはできませんでした。
著作権保護のため、サポートがされていないようです。
⑤ Amzon Prime Video / Disney+
アマゾンプライムビデオ、ディズニープラスは両方テレビで再生が可能でした!
テレビに再生中はiPad上ではコンテンツは再生されないのでご注意ください。
■ Amazon Prime Video
■ Disney+
⑥ Instagram / TikTok
タイムラインやホーム画面からリール画面まで、iPadと同様の画面がテレビでもミラーリング再生されます。
尚、iPadの向きを縦に変えても、テレビ上の画面は縦に切り替わりません。
■ Instagramアカウント画面
■ Instagramリール画面
■ TikTok
⑦ クックパッド
クックパッドもiPadの画面がそのままテレビにミラーリング再生されます。
⑧ マップ / Kindle
同様に、iPadの画面がそのままテレビにミラーリング再生されます。
iPadでは全画面表示されていますが、アスペクト比が4:3になるためテレビ上では左右に余白が生まれてしまいます。
iPhoneの場合、アスペクト比が16:9に近くなるため上下の余白が若干でてきてしまいますがiPadよりも見やすくなります。
■ Map
■ Kindle
⑨ FaceTime
ビデオ通話もスムーズに行うことができます。
ウェブカメラ替わりにもなりそうですね!
ミラーリングを停止させる場合は、iPadのコントロールセンターから「画面ミラーリング」を表示させて「ミラーリングを停止」をタップしてください。
① 同一のWi-Fiに接続された状態で、iPadにインストールされている音楽配信アプリを立ち上げ、音楽を再生させます。
そして、再生画面内にあるAirPlayマークをタップしてください。
音楽配信アプリは「Spotify」を使用させていただきました。
② 別のデバイスを選択より「AirPlayまたはBluetooth」をタップし、テレビの名前をタップします。
iPadで再生していた音楽がテレビで再生され、スピーカーとして使うことができるようになります!
以上、AirPlay機能を使ってiPadの画面をテレビにミラーリングさせる方法の解説でした。
カリナイトでは、AirPlay対応機種としてSONY製モニターとのご利用を推奨いたします。
・SONY 55インチ4K液晶モニター(X75WL)
・SONY55インチ4K液晶モニター(KJ-55X85L)
・SONY55インチ4K液晶モニター(KJ-55X80J)
気になった方は是非お気軽にお問合せください!