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【2025年最新】iPad mini(第7世代・A17 Pro搭載)の特徴を徹底解説!

【2025年最新】iPad mini(第7世代・A17 Pro搭載)の特徴を徹底解説!

2024年10月23日、Appleから待望の【iPad mini(第7世代)/A17 Pro搭載】が発売されました。
前モデルとなるiPad mini(第6世代)は2021年9月の発売だったため、約3年ぶりのアップデートとなります。

この記事では、

  • iPad mini(A17Pro)の進化ポイント
  • iPad mini(第6世代)との違い

といった観点から、iPad mini(A17 Pro)の魅力を徹底的に解説します!

iPad mini(A17Pro)の進化ポイント【全9項目】

以下はiPad mini第6世代と比較して進化した主な項目です。

項目第6世代第7世代(A17Pro)
容量64GB~128GB〜
カラバリピンク、他3色ブルー、他3色
チップA15 BionicA17 Pro
Wi-FiWi-Fi 6Wi-Fi 6E対応
Bluetooth5.05.3
フロントカメラSmart HDR 3Smart HDR 4
SIM対応nano-SIM+eSIMeSIMのみ
Apple Pencil第2世代対応Pro対応
Apple Intelligence非対応対応

以下では、各アップデートの詳細を順番に解説していきます。

容量と価格のアップデート:128GBスタートになったが価格はお得に

  • 第6世代:64GB/84,800円〜
  • 第7世代:128GB/78,800円〜

iPad mini(第6世代)は64GBのWi-Fiモデルで84,800円からでしたが、最新のA17 Proモデルでは最小容量が128GBに倍増しながらも、価格は78,800円に抑えられています。
ストレージが増えただけでなく、チップ性能や通信規格など複数の機能が強化されており、より高性能でありながらコストパフォーマンスにも優れた1台となっています。

カラーバリエーション:ブルー追加&色合いを一新

第6世代のピンクが廃止され、新たにブルーが追加されました。
また、全体的に淡い色合いになり、より洗練された印象です。

A17 Proチップ搭載:iPhone 15 Proとほぼ同等の処理性能

※Geekbench6を使用。

iPad mini(A17 Pro)では、前モデルのA15 Bionicから2世代進化したA17 Proチップを搭載。
ベンチマークスコアでも高い数値を記録しており、動画編集や高負荷なゲームも快適に動作します。

※ベンチマークとは…iPadの性能を数字で表すための手段

Wi-Fi 6E対応:より高速で安定したネット回線

「Wi-Fi6E」では、対応している周波数が「Wi-Fi6」よりも1つ多くなっています。
対応している周波数が増えることにより、更に高速で安定した通信が可能です。

Bluetooth5.3対応:低遅延高音質のオーディオ

「Bluetooth5.3」には、「Bluetooth Low Energy(ブルートゥース・ロー・エナジー)」に基づいたオーディオ規格が対応しています。
この規格に対応していることにより、低消費電力で高音質かつ低遅延のオーディオ体験が可能です。

フロントカメラ:映像処理性能が向上

iPad mini(A17Pro)では、12MP超広角カメラの採用。
また、第6世代と同様に被写体を自動でフレームの中心に収めてくれるビデオ通話機能は共通です。
しかし、「写真のスマートHDR」が3から4へと進化し、より豊かな明暗の表現が可能になりました。明るさの表現幅が広がりました。
これにより、写真や映像の仕上がりは、より自然かつ鮮やかな仕上がりになります。

SIM対応:eSIM専用に

こちらはCellularモデルに限定された項目となりますが、iPad mini(A17Pr)ではSIMカードの対応が「eSIM」のみとなりました。
物理SIMは使えないため、事前にeSIMの環境を整えておく必要があります。

Apple Pencil Pro対応:第2世代は非対応に、高機能モデルに対応

iPad mini(A17Pro)では、従来対応していたApple Pencil(第2世代)には非対応となりました。
そのため、すでに第2世代を所有しているユーザーは、Apple Pencil ProまたはUSB-Cモデルへの買い替えが必要となる点には注意が必要です。
しかし、新たにApple Pencil Proに対応したことによって、これまで「M2チップ以降のiPad」でしか利用できなかった機能がiPad miniでも使用可能になりました。

・ホバー機能(ディスプレイに触れる前に描画プレビューが表示される)
・回転検知による精細な描画表現
・ツールパレットの呼び出し

といった高性能機能を利用することができ、より精度の高いイラスト制作が可能になります。
Apple Pencil Proの機能を活用したいユーザーにとっては、嬉しい進化となりました。

Apple Intelligence対応:AppleのAI技術をiPad miniでも

Apple Intelligenceとは、Appleが独自に開発したAIシステムです。
文章校正、画像や絵文字の生成、高性能になったSiriなど生産性が飛躍的に向上します。

iPad mini(A17Pro)の特徴まとめ

iPad mini(A17Pro)は、、iPhone 15 Proと同じ「A17 Pro」チップを搭載しており、非常に高いパフォーマンスを誇ります。
詳しくは、iPhone 15 Proのチップは6コアCPU・6コアGPUですが、iPad mini (A17Pro)は6コアCPU・5コアGPUとなっており、わずかにGPUに違いがあります。しかし、この差はほとんど感じることなく、ゲームやアプリでの使用に大きな影響はありません。

オープンワールドの高グラフィックなゲームもスムーズに動作し、負荷のかかるアプリでも安定した動作を提供してくれます。

さらに、Apple Pencil Proに対応していることにより、精細で緻密な描画が可能です。
また、Apple Intelligenceの搭載により、Apple独自のAI技術を駆使した新しい体験が同時に使用できます。
これらの機能を最大限に活用できるiPad mini(A17Pro)は、容量が2倍に増え、価格も下がったため、非常にお買い得な選択肢となります。

ただし、初めてのiPadでminiシリーズを購入する場合は、少し注意が必要です。
iPad ProやiPad Airには11インチや13インチの大きな液晶画面を搭載したモデルがあり、iPad本来の魅力を感じるためには、画面サイズも重要な要素となります。
iPad miniは、とにかく持ち運びに特化しているため外出先でのちょっとした作業や、ネット閲覧・動画視聴・電子書籍には最適です。
ですが、Apple Pencilを使って本格的なイラストを描いたり、作業スペースを必要とするアプリを活用したいのであれば、11インチ以上のモデルをおすすめします。
iPad miniは、日常的なコンテンツ消費や、常に持ち歩いて作業するには最適なiPadですが、より広い画面でクリエイティブな作業をしたい場合は他のシリーズを検討するのもおすすめです。

とはいえ、使い勝手は実際に購入した後、しばらく使ってみないとわからないものです。
個人的にも、iPad Pro13インチを1年程使用しましたが、重さと幅があるため11インチにしておけば良かった、と感じる瞬間が多々あります。

もし、事前に使用感を試してみたいという方は、カリナイトでレンタルが可能です。(お見積り無料!)
ご自宅で実際に体験してから、ご自身のライフスタイルにぴったりのiPadを見つけてください。