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【2025年最新】 iPad全モデルの特徴を徹底解説!無印・mini・Air・Proの違いと選び方

【2025年最新】 iPad全モデルの特徴を徹底解説!無印・mini・Air・Proの違いと選び方

タブレット市場において、iPadは圧倒的な人気を誇っています。
利用者は一般ユーザーから教育現場、ビジネスからクリエイターまで幅広いジャンルで活用されており、今やタブレットの代名詞ともいえる存在です。
そんなiPadは、全部で4種類のシリーズに分かれておりサイズ展開も2パターンあるため、店頭では6種類のiPadが販売されています。
価格も大きく異なるため、「種類が多すぎて、どのiPadを購入すればいいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、各iPadの特徴と使用用途に合わせたiPadの選び方を紹介しています。

iPad 比較表

各モデルの詳細

iPad 11インチ(A16)

特徴

iPad(A16)は、無印シリーズと呼ばれているスタンダードモデルの最新機種です。
最大の特徴としては、iPadシリーズの中では一番低価格であるということ。ですがチップには「A16チップ」を搭載しており、前モデルよりも2段階性能がアップしています。
性能が向上することで、アプリ起動時や動作がより速くなり、日常的な操作もより一層快適に動作します。

また、iPad(A16)のカラーバリエーションは全体的に色が濃く、はっきりとした色合いのラインナップとなっています。他モデルのiPadはパステル寄りのカラーが採用されているのに対し、iPad(A16)は鮮やかな発色のブルー、ピンク、イエローとシルバーです。
無印シリーズが教育現場からの需要が高まってきていることもあり、親しみやすくポップなカラーは学生やお子様に人気ラインナップです。

スペック

チップ:

A16

最小ストレージ:

128GB、256GB、512GB

サイズ・重量:

11インチ・477g

対応周辺機器:

Apple Pencil(第1世代・USB-C)/Magic KeyboardFolio

前モデルよりも性能が2段階アップしているため、アプリの起動時やマルチタスクの快適さ、グラフィックの処理性能が向上しており、日常的なコンテンツ消費からiPadの基本操作まで快適に動作します。

こんな人におすすめ

・動画視聴、Webブラウジング、読書、音楽などコンテンツ消費向けタブレットとして使いたい人

スマホよりも大きいiPadは、手始めにコンテンツ消費として活用する方が多いのではないでしょうか。11インチの画面は大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で、情報の視認性も高めてくれます。

・ノートアプリを使って、学習用に活用したい人

Appleから発売されているタッチペン「Apple Pencil」の性能がかなり高く、紙と鉛筆のような使い心地でiPadに文字を書くことが可能です。そのため、学習用ノートとしてiPadを活用するのもおすすめです。さらに、書類などの紙媒体をiPadでスキャンすると書類の電子保管および書き込みが可能になり、大量のノートや資料をiPad1台で完結させることも可能です。

・まずはiPadを試してみたい/iPadの基本機能を使ってみたい人

価格と性能のバランスが良いため、「購入後の使用用途は特に決めていないけど、iPadが欲しい」という方や、Apple製品は製品同士の連携機能が特化しているため、iPhoneユーザーの方にもおすすめです。
尚、連携機能について詳しく知りたい方はこちらの動画をご視聴ください。

注意点

・最新のApple Pencilは非対応

公式の周辺機器対応範囲が狭く、最新のApple Pencil「Apple Pencil Pro」は使用できません。対応している「Apple Pencil第1世代」や「Apple Pencil USB-C」でも十分に自然な書き心地を体験することができますが、Apple Pencil本体に搭載されている「スクイーズ」「バレルロール」などの新機能は使えないため注意が必要です。

・ディスプレイ加工「フルラミネーション」非搭載

iPad(A16)のみ、ペン先(または指先)とパネルの隙間が狭くなる「フルラミネーション」というディスプレイ加工が非搭載となっています。普通に使っている分には大きな不便は感じにくく、文字書き程度であれば、フルラミネーション搭載モデルと並べて比較しないと分からない程度のため、重要視する箇所ではありません。
ただし、搭載モデルと比較すると、操作の一体感が薄く、描画時の見え方もやや劣ってしまうため、イラスト制作に活用する場合は違いを認識しておくと安心です。

・AppleのAI「Apple Intelligence非対応」

さらに、iPad(A16)はAppleのAI機能「Apple Intelligence」に対応しておりません。Apple Intelligenceでは、別アプリをインストールすることなくiPadの中で、人物削除などの写真加工や画像生成、文章校正、ボイスメモの文字起こしなどが可能です。
現行モデルのiPadでApple Intelligenceを活用したい場合は、iPad(A16)以外を選ぶ必要があります。
また、「M1」チップ以上を搭載したiPadおよびMacBook、iPhoneは15Pro以上がApple Intelligence対応です。

・高負荷な作業には不向き

タブレットとしての性能は十分ですが、動画編集や3Dモデリング作業、高グラフィックなゲームなどはチップに大きな負荷をかけるため、正常に動作しない可能性があります。
日常的な使用や、ノートに文字を書くなど一般的な利用には問題ありませんが、クリエイティブな作業を行うにはiPad AirやProがおすすめです。

iPad mini(A17Pro)

特徴

片手で持てるコンパクトモデル。通常のiPadは11インチですが、iPad miniは8.3インチとなっています。
小さいサイズと合わせて、重さは293gとかなり軽量。携帯性に特化しているため、「持ち運べるiPad」として需要が高いモデルです。通勤時の鞄にも嵩張ることなく収まり、出し入れもスムーズ。常にiPadを持ち歩きたい人におすすめです。

また、チップには「A17Pro」を搭載。iPhone 15Proと同様のチップで、ある程度負荷のあるアプリも快適に動作します。
iPad (A16)とは異なり、「Apple Pencil Pro」や「Apple Intelligence」に対応していることも大きなメリットです。
Apple製品はiCloud上にデータ保存が可能なため、会社や家ではiPad Proで作業を行い、外出先ではiPad miniを持ち歩いて作業の続きを行ったり、作成したデータを閲覧することができます。そのため、2台目のiPadとして購入される方も多い印象です。

スペック

チップ:

A17Pro

ストレージ:

128GB、256GB、512GB

サイズ・重量:

8.3インチ・293g

対応周辺機器対応:

Apple Pencil Pro/キーボードなし

こんな人におすすめ

・iPadを常に持ち歩きたい人

軽くて小さいiPad miniは、鞄に入れて常に持ち歩いていても荷物になりません。
電車の中で取り出しても圧迫感が少なく、場所を問わずにiPadを使用できます。通勤や移動時の隙間時間を有効活用できるのも大きな魅力です。

・電子書籍や雑誌をよく読む人

iPad miniは文庫本や漫画の単行本にサイズが近く、電子書籍の閲覧におすすめです。
また、スマホよりも大きくiPad11インチよりも扱いやすいサイズであり、ある程度の性能も備わっているため、ゲーム機としても活躍します。

・ビジネスのサブ端末として導入したい人

出張や外出先では、資料閲覧やメールチェックなど、PCの変わりとして活用が可能。
USB-C対応の外部ディスプレイに繋げば、ちょっとしたプレゼンにも使えます。
Apple Pencilと合わせて手帳感覚で持ち歩けば、サッと出してメモを書いたり、アイデアを書き留めてノート変わりとして活用するのもおすすめです。

注意点

・画面サイズが小さい

iPadのスタンダードサイズは11インチです。
「持ち運びやすそう」という理由だけで、初めてのiPadとして購入した場合、iPad本来の使い方を知らないまま、スペック不足を感じてしまう可能性があります。

・価格が高い

サイズは小さいですが、11インチのiPad (A16)よりも高価格です。
高負荷な作業は行わず、最新機能は不要という方であれば、iPad (A16)でも十分に対応できます。

・マルチタスク作業には向いていない

iPadには、マルチタスク機能が搭載されています。
アプリを画面分割して、2つのアプリを同時に使える「Split View」や「Slide Over」は、誰もが活用する便利な機能ですが、8.3インチのiPad miniでは実用性が低下する可能性があります。

iPad Air(M3)

特徴

M3チップ搭載のiPad Airは、かなり高性能なモデルです。学習やビジネス用途以外にも、クリエイティブな作業に十分対応します。
サイズ展開は11インチと13インチがあり、使用用途によってサイズを決められるのも大きな特徴です。
カラーバリエーションもパステルカラーの4色が展開され、好みにあったモデルを選択できます。
iPad Proよりも価格が抑えられていますが、性能は「ほぼPro並」のためコストパフォーマンスに優れた1台です。
また、M3チップは新しいチップのため、将来的に見ても長く「現役」で使えるiPadです。
スペック的にもある程度の作業は範囲内のため、学習・ビジネス用途で購入したとしても、新しい趣味を広げるきっかけの可能性も期待できます。

スペック

チップ:

M3

ストレージ:

128GB、256GB、512GB、1TB

サイズ・重量:

11インチ・460g/13インチ・616g

対応周辺機器:

Apple Pencil Pro/iPad Air用Magic Keyboard

こんな人におすすめ

・動画編集やイラスト制作に挑戦したい人

M3チップは、ある程度高負荷な作業もしっかりと動作してくれるため、動画編集やレイヤーを多用したイラスト制作も快適にこなせます。
Apple Pencil Proにも対応しているため、本格的なイラスト制作にも挑戦が可能です。

・長期間安定してiPadを使いたい人

処理性能が高く、新しいチップのM3を搭載しているため、数年後も現役として活躍できます。長期で安定してiPadを使いたいのであればiPad Airがおすすめです。

・Proほどの性能は必要ないが、無印では物足りない人

iPad (A16)もある程度高性能ではありますが、クリエイティブな作業には若干不向きであったり、純正周辺機器の対応にも制限があります。ですが、iPad Proほどの性能はオーバースペックになる方も多く、価格も高額です。その中間として、幅広い用途に対応できるiPad Air(M3)はバランスに優れたiPadとして選べる無難な1台です。

注意点

・ディスプレイ性能はProよりも劣る

チップの性能はほぼPro並ですが、有機ELやリフレッシュレート120Hz対応のiPad Proとは異なり、画面の性能はiPad miniと同様になります。
よりクリエイティブな作業を追求する場合、映像の発色やApple Pencilの書き心地の差が発生してくるため、iPad Proを選んだほうが快適に使える可能性もあります。

・13インチは大きすぎる可能性がある

家や会社でずっと置いて使う分には問題ありませんが、定期的に持ち出す場合には13インチは持ち運びに多少不便を感じることがあります。カバーケース等も合わせると重さが出てくるため、鞄の出し入れが手間になってきます。携帯性を重要視するならば、サイズ感もしっかりと確認しておくと安心です。

iPad Pro(M4) 

特徴

Apple製品の中でも初めて「M4」チップを搭載したハイスペックモデル。
CPU/GPU共にかなり高性能なため、プロのクリエイターも使用するクリエイター向けモデルです。
4K動画編集や、3Dモデリング、音楽制作も余裕のパフォーマンスを発揮します。
また、AAAタイトルのゲームにも対応しているため、本格的なゲームを楽しむ方にもおすすめです。

更に、iPad Proシリーズのみに搭載された機能が備わっており、よりクリエイター向けに作られていることがわかります。

スペック

チップ:

M4

ストレージ:

256GB、512GB、1TB、2TB

サイズ・重量:

11インチ・444g/13インチ・579g

対応周辺機器:

Apple Pencil Pro/iPad Pro用Magic Keyboard

こんな人におすすめ

・プロクリエイターや副業クリエイター

M4チップを搭載したiPad Proは、高負荷なアプリも快適に動作し、作業の手を止めません。
更に、iPad Proには「タンデムOLED」という有機ELディスプレイが採用されており、高輝度・高コントラストで黒の表現力が圧倒的に向上。写真や動画も現実に近い色味で再現してくれます。
さらに、Thunderbolt対応のUSB-C端子で、データ通信時間の短縮も期待できます。

・とにかく薄いiPadを求めている人

iPad Air(M3)の厚みは各サイズ6.1mm、iPad mini(A17Pro)の厚みは6.3mmです。
対してiPad Pro(M3)の厚みは、11インチで5.3mm。13インチは5.1mmとなっております。
つまり、現行モデルのiPadで一番薄いのはiPad Proなのです。
高性能+極限までスリム化されたiPad Proは、デザインにこだわる人にもおすすめです。

・イラストレーター

iPad Proのディスプレイには、「ProMotionテクノロジー」という画面リフレッシュレートが最大120Hzに対応した機能が搭載されています。
Pro以外のiPadは60Hzまでの対応となっており、画面の動きが滑らかになって、スクロールもヌルヌルと動きます。
Apple Pencil使用時には、ペンの描画遅延も短縮されるため、本物の紙に書いているような感覚をより強く感じることができます。

注意点

・価格が一番高い

iPad (A16)と比べると、2倍以上の購入金額となっています。
iPadは、価格が上がる程「できること」が増えていきますが、自分が必要としている機能を予め吟味しておくと最適なiPadが見つかるはずです。

・オーバースペックの可能性がある

M4チップにやタンデムOLEDのようなiPad Pro専用機能は、クリエイター用途には大きな強みとなりますが、日常的なコンテンツ消費や、ノート変わりなどの使用用途では性能を持て余してしまいます。
iPad Proの性能を活かせるかどうか事前に確認しておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。

購入前のお試しや、短期利用にも便利なiPadレンタル

iPadの後悔しない選び方は、「使用用途を明確にしておくこと」です。
ある程度iPadでやりたいことを決めてくことで、どのiPadが自分に適しているのか少しずつ明らかになっています。
ですが、価格差もあるため、購入に踏み切るまでは時間と労力を要します。
そんなときに便利なのが、iPadのレンタルサービスです。レンタルなら購入前のお試しとして使用感をがっつりと、本番を想定して試すことができます。
「インストールしてみたいアプリがある」「既存の周辺機器との相性を確かめたい」
事前に使用感を確認しておくことで、「思っていたのと違った」と後悔することもありません。

カリナイトのレンタル

カリナイトでは、最新iPad全機種のモデルを取り扱っております。
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