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「Meta Quest」とは、InstagramなどのSNSを運営するMeta社が開発・販売しているVR/MRゴーグルです。
ヘッドセットを装着することで、目の前に360度の仮想空間が広がり、まるでその場にいるかのような仮想世界(VR)と、現実世界に仮想映像や3Dオブジェクトを重ね合わせた空間技術(MR)体験を楽しむことができます。
また、PCやゲーム機など他の機器に接続することなく、端末単体でVR体験やゲームができるデバイスのため、コードレスで自由度高く使うことができます。
こちらの記事では、「Meta Quest3」と、廉価版として発売された「Meta Quest3S」のスペック・仕様について、比較を交えながら詳しく解説していきます。
Quest3の廉価版であるQuest3Sは、解像度が下がり、レンズの仕様の違いによってコストカットが実現できているようです。
| 項目 | Meta Quest3 | Meta Quest3S |
|---|---|---|
| 解像度 | 2064 x 2208ピクセル(片目) | 1832×1920ピクセル(片目) |
| レンズ | パンケーキレンズ、IADの無段階調整 | フレネルレンズ、IADの3段階調整 |
| ディスプレイ解像度 | 1218 PPI | 25 PPD | 773 PPI | 20 PPD |
| 視野 | 110°水平FOV96度(垂直) | 96°水平FOV90度(垂直) |
| バッテリー | 2.2時間 | 2.5時間 |
| 重さ | 515g | 513g |
| ストレージ | 512GB | 128GB/256GB |
実際に、どれほどの差が生じているのか実物を用いながらそれぞれの違いを解説していきます。
Quest3のディスプレイはQuest3Sよりも高解像度となっており、約30%程の差があります。
「PPI」とは、1インチ幅のピクセル数を表し、「PPD」とは、視野角1度あたりのピクセル数を表しています。数値が高いほどより高精細となり、グラフィックの透明感が増し、文字潰れによるストレスも軽減します。

Quest3では、「パンケーキレンズ」という歪みのない薄型のレンズが採用されていますが、Quest3Sでは「フレネルレンズ」という中央部分は綺麗に見えるが視線をずらすと少しぼやける凹凸のあるレンズが採用されています。

実際に使用してみると、Quest3Sは正面を向いているときは違和感ありませんが、視線をずらすと映像が歪んでおり、見えづらく感じる場面がありました。
対してQuest3は見えている映像がフラットになっており、どちらかというと肉眼でそのまま見ている感覚に近く、レンズのクオリティの差をしっかりと肌で実感することができました。
レンズによる視界のクオリティ差は、使い手によっては選択時の大きな要因となるかもしれません。
VRの世界で、身体を動かしたゲームをプレイしたい方はQuest3Sでも十分に楽しめますが、動画や映画を見たり、ブラウジングをしたりするなど、身体を動かさずに没入したい方には3がおすすめです。
アプリのインストールに欠かせないストレージは、Quest3は512GBモデルのみが発売されていますが、Quest3Sは128GBと256GBを選ぶことができます。
余裕を持って使いたい人や、アプリをたくさんインストールして使いたい人はQuest3がおすすめです。
視野角とは、ゴーグルを装着した際に見渡すことができる視界の広さの数値です。Quest3の水平視野角は110°のため、より高い没入感を得ることができます。
ただし、Quest3Sを使用していて視野角が狭いと感じることはありません。VRゴーグルの没入感や仮想世界はしっかりと楽しむことができます。
Quest3とQuest3Sでは、正面に配置されたカメラとセンサー類の形が異なります。また、上から見たときの厚みの違いが約2cm程ありますが、重さがほぼ同じなため大きさによる着用時の差は感じられません。
ストラップは同じものが使われており、別途購入できる「Meta Quest Eliteストラップ」は双方に互換性があります。

使用率の高い「充電用Type-Cコネクタ・電源ボタン・音量調節ボタン」は同じ位置に配置されており、操作感は変わりません。
ただし、パススルー切替やイヤホンジャックの有無など、仕様には若干の違いがあります。


ディスプレイ機能においては、注目すべき違いがありましたが、いくつかの共通点も存在します。
【8GB RAM搭載のSnapdragon XR2 Gen 2】
デバイスの頭脳の役割を担っているチップセットは共通のプロセッサーが使用されています。
そのため、同様の起動・動作・処理速度となります。
【72Hz、90Hz、120Hz】
リフレッシュレートとは、1秒間の間に表示される画像の枚数を表す数値です。数値が高いほど映像はスムーズになりますが、バッテリー消費が進んでしまいます。
Meta Questの両器機では3つの数値に分かれており、アプリの目的や処理の重さに合わせて最適なリフレッシュレートを使い分けてくれます。
【フルカラーパススルー(4MP、18 PPD)】
現実とデジタルが融合されたパススルー体験をヘッドセットがどのくらい忠実に実現できるかを表すパススルーの忠実度の数値は同じです。
4MP=外の世界を見るための外付けカメラの画素数
18PPD=カメラが捉えた現実の景色を補正して投影した場合の数値
ただし、カメラ映像はゴーグル内部のディスプレイに投影されるため、解像度が高くレンズの性能が優秀な3のほうが、歪みが少なく映像のクオリティがわずかに高くなります。
「Meta Quest3S」は、VR/MRの世界で身体を動かしたゲームを楽しみたい方におすすめです。
バーチャル世界で身体を動かして遊ぶのがメインであれば、解像度やレンズによる見え方の違いも気になりにくいため、コスパに優れたQuest3Sで充分楽しめるはずです。
「Meta Quest3」は、ソファーに座ってのんびり動画を観たり、ブラウジングをするなど文字を読むシーンを想定している方におすすめです。
デジタル機器レンタル「カリナイト」では、「Meta Quest3」と「Meta Quest3S」両器機のレンタルを取り扱っております。
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