iPadを購入する際、「セルラーモデルとWi-Fiモデル、どちらを選べばいいの？」「外出先でもネットを使いたいけど、契約や料金が不安…」と悩む方は少なくありません。
iPadセルラーモデルは、単独で通信できる便利さが魅力ですが、価格や契約方法も選ぶ際のポイントになります。
本記事では、最新のiPadモデルを例にセルラー対応の特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説し、お得にレンタルする方法まで紹介します。
iPadにはCellular（セルラー）とWi-Fiの2種類のモデルがある
iPadには、Cellular（セルラー）モデルとWi-Fiモデルの2種類があります。
インターネット接続方法に違いがあり、主な違いは以下のとおりです。
iPadセルラーモデルとWi-Fiモデルの違い
| 比較項目 | Cellular（セルラー）モデル | Wi-Fiモデル |
|---|---|---|
| 通信方法 | SIMカードで4G⟋5G通信が可能 | Wi-Fi環境がある場所のみ利用可能 |
| SIMカードの利用 | 使用可能 （カリナイトなら面倒な設定不要） |
使用不可 |
| インターネット利用範囲 | 外出先や移動中でも通信できる | 自宅・学校・カフェなど Wi-Fiのある場所限定 |
| GPS機能 | 搭載 （ナビや位置情報アプリに最適） |
非搭載 |
| 初期設定 | SIMカードの契約・設定が必要 （カリナイトなら初期設定済） |
Wi-Fi設定のみ |
| 端末価格 | Wi-Fiモデルよりやや高め | 比較的安価 |
| 通信費 | データ通信量に応じて費用が発生 | 無料 （Wi-Fi利用時） |
| おすすめの使い方 | 外出先・通学・オンライン授業などに便利 | 自宅学習・固定環境での利用に最適 |
Cellular（セルラー）モデルにはSIMカードが必要
iPad Cellular（セルラー）モデルに関しては、モバイルデータ通信を利用するためにSIMカードが必要です。
SIMカードは通信業者との契約で入手できます。契約期間中は毎月決まったデータ量を使えるものや、使い切り型などがあります。
以前は通信業者（docomo、au、SoftBankなど）で購入したiPadにはSIMロックがかかっていることが一般的でしたが、2021年10月以降は、通信業者で新たに販売されるiPadも原則としてSIMフリーになりました。
なお、Apple Storeでは、以前からSIMフリーモデルのiPadが販売されています。
iPadにはmini、Pro、Airなどの4つの機種がある
iPadは、通常モデル、iPad mini、iPad Air、iPad Proの4種類に分かれ、それぞれCellular（セルラー）モデルが用意されています。
モデルごとのサイズや性能の違いを知ることで、用途に合わせた最適な選択が可能です。
詳細な機能については別ページで紹介するので、ここでは選び方のポイントを整理します。
iPadのモデル一覧と主な特徴
| iPad（第10世代など） | ベーシックで価格が手頃 |
|---|---|
| iPad mini | コンパクトで軽量、持ち運びに便利 |
| iPad Air | 薄くて軽いのに高性能、学習にも仕事にも◎ |
| iPad Pro | 最高性能モデル。動画編集やデザインにも対応 |
それぞれのシリーズで性能や価格が異なるため、利用目的に合わせて選ぶのがポイントです。
詳細な機能については、別ページでご紹介
詳細な機能の紹介については、個別に記事にしています。
興味があれば、「新iPadPro・第10世代iPadのご紹介」などもご覧ください。
iPadにテザリングを使うかどうかが選ぶポイント
テザリング機能とは、「インターネットに接続している端末を親機にして、Wi-Fi通信しかできない端末をWi-Fi環境のない場所でインターネット接続可能にする」というネットワーク共有機能です。
Wi-Fi環境のない場所では通常、モバイル通信機能がない端末はインターネットに接続できません。そこで、モバイル通信機能を持つ端末をテザリング親機にすることで、iPadはもちろん、パソコンやゲーム機などさまざまなWi-Fi対応機器を外出先でインターネット接続できるのはとても便利です。
便利なテザリングですが、注意点があるので確認しておきましょう。
テザリングを使うときの注意点
- テザリング契約が可能な通信事業者に申し込みが必要
- テザリング契約が可能な料金プランは高額であることが多い
- テザリング親機は通信接続中のバッテリー消耗が激しくなる
- Wi-Fiのみの通信端末は親機にはできない（子機のみ）
モバイルルーターという選択肢もある
テザリングはモバイル通信機能を持つ機種によるネットワーク共有ですが、ネットワーク共有のみに特化した機器があります。
モバイルルーターという機器はその名のとおり、Wi-Fi環境のない外出先などでインターネットに接続できる、「持ち運び可能なルーター」です。
テザリング可能な端末がない場合でも、モバイルルーターを「デジタル機器レンタル カリナイト」などからレンタルしたり、docomoやau、softbankなどの通信事業者と契約、機器購入したりすることで、Wi-Fi環境がない場所でもインターネットに接続可能となります。
カリナイトでレンタルする際は、会員登録した後、以下の商品一覧からお好きなモバイルルーターを選択して見積もり依頼をしてみましょう。
iPadCellular（セルラー）モデルのメリット
実は、iPad Cellular（セルラー）モデルにしかGPS機能はありません。iPad Wi-FiモデルにはGPS機能がない仕様となっています。
具体的なメリットとして、ナビアプリの使い勝手が変わってくる点が挙げられます。
4G⟋5G回線でネットに接続できる
iPad Cellular（セルラー）モデルの最大の魅力は、4Gや5Gのモバイル回線を直接使ってインターネットに接続できることです。
Wi-Fi環境がない外出先でも、スマートフォンのように単独で通信できるため、テザリングやポケットWi-Fiを持ち歩く必要がありません。
電車での移動中やカフェ、屋外など、どこでもストレスなく動画の視聴やオンライン授業、資料のダウンロードができます。
特に、学生やビジネス利用では、通信環境を選ばずに作業できる点が大きな利点です。
海外でも現地のSIMカードを差し替えればすぐに使えるため、出張や旅行の多い人にも便利です。
通信エリアや速度、料金プランなどを比較して最適なものを選べる柔軟性は、Wi-Fiモデルにはない魅力といえます。
GPS機能が正確
Cellularモデルには、Wi-Fiモデルには搭載されていないGPSチップが内蔵されています。
これにより、位置情報を正確に把握できるのが特徴です。
地図アプリを使ったナビゲーションでは、移動ルートをリアルタイムで追跡でき、カーナビ代わりとしても活用できます。
Wi-Fiモデルでは近くのWi-Fiアクセスポイントをもとにしたおおまかな位置情報しか取得できないため、正確なルート案内や徒歩ナビを利用したい場合はCellularモデルのほうが断然便利です。
緊急通報
Cellularモデルでは、4G⟋5G回線を利用することで位置情報を正確に送信できるため、万が一の緊急時にも迅速な対応が可能です。
GPSによる位置特定が正確なため、警察や消防などの緊急機関に正確な場所を伝えられます。
また、災害時などWi-Fiが使えない環境でも、モバイル通信が生きていれば情報収集や安否確認を行える点も安心です。
安全性を重視したい人や、外出が多い人にとってはCellularモデルを選ぶ大きな理由となります。
Cellular（セルラー）モデルのデメリット
Cellular（セルラー）モデルはWi-Fiモデルより端末価格が高く、通信料金も別途必要になります。さらにSIM契約や初期設定の手間がかかるため、初めて購入する方にはややハードルが高い点も理解しておきましょう。
端末価格がWi-Fiモデルより高い
Cellular（セルラー）モデルは、Wi-Fiモデルに比べて本体価格がやや高めに設定されています。
これは、モバイル通信に対応するための通信モジュールやGPS機能など、追加のハードウェアが内蔵されているためです。
価格差は2～3万円ほどで、ストレージ容量やモデルによっても変わります。
外出先での通信を重視しない場合や、自宅のWi-Fi環境が整っている場合は、コスパ面でWi-Fiモデルを選ぶのも賢い選択といえます。
通信料金がかかる
Cellularモデルを利用する場合、SIMカードを通じて通信するため、データ通信量に応じた月額料金が発生します。
格安SIMなどを利用すればコストを抑えることも可能ですが、利用状況によっては通信費が積み重なるケースもあります。
一方、Wi-Fiモデルなら月々の通信費は不要です。
頻繁に外出して通信を使うか、主に自宅や学校・職場でWi-Fiを使うかによって、ランニングコストが大きく変わります。
SIM契約など手間がある
Cellularモデルを購入して使う場合、SIMカードの契約や初期設定が必要になります。
通信会社を選び、APN設定などの手続きを行うため、初めての人にとっては少し面倒に感じることもあるでしょう。
また、契約内容によっては最低利用期間や解約金の縛りがある場合もあります。
気軽に使いたい人や設定に不慣れな人は、SIM契約済みで初期設定が完了した状態で届くレンタル利用を選ぶのがスムーズです。
カリナイトでiPad Cellular（セルラー）モデルをレンタルするメリット
購入前にお試しで使いたい方には、レンタルが便利です。
レンタルなら本体代金や長期契約の心配がなく、回線料金もデータ使用量に応じて支払えばOKです。
SIMカードも契約・初期設定済みで届くので、届いたらすぐに使えます。
ここでは、レンタルのメリットを詳しく見ていきましょう。
回線料金はレンタル期間とデータ使用量に応じた分だけでOK
カリナイトのセルラーモデルは、回線契約もセットで提供されています。
支払いはレンタル期間とデータ使用量に応じた分だけで、長期契約の縛りが一切ありません。
1カ月だけ使いたい学生や、短期プロジェクトでの利用にもぴったりです。
また、契約者はカリナイト側となるため、解約手続きなどの心配もありません。
柔軟な料金体系が魅力です。
本体代金が不要で格安に利用できる
購入の場合、iPad本体の代金だけで数万円が必要ですが、レンタルならその費用は発生しません。
例えば、「iPad 第9世代 64GB Cellular」なら、購入時に約63,000円かかるところ、レンタルなら月8,000円（税別）で利用できます。
Wi-Fiモデルよりも高価なセルラーモデルでも、レンタルなら初期費用をぐっと抑えられます。
「必要な期間だけ」「使いたい機能だけ」を重視できるため、コスパを重視する方にも最適です。
SIMカードは契約・初期設定済みで届いてすぐ使える
カリナイトのセルラーモデルには、契約済みのSIMカードがすでにセットされています。
本体に挿入された状態で初期設定も完了しているため、届いた瞬間からネット接続が可能です。
APN設定やSIM契約の手続きは一切不要で、通信に関する手間をゼロにできるのが大きな利点です。
なお、別のSIMカードを使う設定変更は推奨されておらず、万が一トラブルが発生した場合は補償の対象外になる可能性があります。カリナイト提供の環境でそのまま使うのが安心です。
トラブル時も安心のサポート体制
レンタル中に万が一のトラブルがあっても、カリナイトのサポートチームが対応してくれます。
機器の不具合や設定トラブルなど、購入後は自己責任になりがちな問題も、レンタルなら専門スタッフがサポートしてくれるため安心です。
特に学習用やビジネス利用など、毎日使う人にとってサポート体制の有無は大きな安心材料となります。
カリナイトのiPadレンタルなら通信も設定も全部おまかせ！
iPadのCellular（セルラー）モデルを購入しようとすると、通信契約や初期設定、そして本体価格など、思った以上に手間とコストがかかるものです。
しかし、カリナイトでレンタルすれば、そうした手間を省きながら、必要な期間だけ手軽に使うことができます。
決まった期間のみの料金でムダなく利用できる
カリナイトのiPadセルラーモデルは、レンタル期間に応じて料金が決まるシステムです。
必要な期間のみレンタルしその分の料金を支払えばいいので、使わない月にムダなコストが発生しません。
長期契約の縛りもなく、短期間の出張やイベント利用にも柔軟に対応できます。
端末を買わずにiPadをお得に使える
iPadを購入するとなると高額な初期費用が必要ですが、カリナイトならレンタル料金のみで高機能モデルを使えます。
用途に合わせて機種を選べる上、買い替えや下取りの手間も不要です。
試しに使ってみたい人や、コスパを重視したい人にもぴったりです。
SIM設定済みで届いたその日からすぐ使える
SIMカードは契約済み・初期設定済みの状態で届くため、電源を入れた瞬間からすぐに通信が可能です。
煩雑な設定や開通手続きも不要で、届いたその日からストレスなく使い始められます。初めてセルラーモデルを利用する方でも安心です。
iPad Cellular（セルラー）モデルは、外出先でも安定した通信ができる利便性の高さが魅力です。
購入に迷う場合は、まずカリナイトでレンタルして使い心地を試してみるのがよいでしょう。
通信環境の準備も不要で、届いた瞬間からすぐに使える快適さを実感できるはずです。
