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iPadにはどんな種類があるの?自分に適切なiPadを選ぼう!

iPadにはどんな種類があるの?自分に適切なiPadを選ぼう!

iPadというと、タブレットの代表的存在というイメージを持っている方も少なくないでしょう。
実際に利用者も非常に多く、さまざまなシーンで活用されています。そんなiPadは頻繁に新製品が登場することでも有名です。

どれにしようか迷っているうちに、さらに新製品が出てくるiPad。そんなiPadにはどんな種類があるのでしょうか。
自分に適切なiPadを選びたいけれどどれがいいのか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

使用用途に合わせて液晶サイズを選ぶのがベスト

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iPadの液晶サイズは、8.3インチ、11インチ、13インチの3種類があります。その中でどれを選ぶのがいいのか詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

液晶サイズは使用用途に適したものを選ぶと無駄がない

iPadは液晶サイズによって本体価格にも大きな差があります。そのため液晶サイズで迷った場合は、自分がどんな目的でiPadを使おうとしているのかを考慮して選ぶのがおすすめです。

例えば、もっとも小さいiPad miniは大人の手の平にも収まるサイズ感で軽量です。そのため、普段から持ち運ぶ機会が多い方におすすめです。
メモを取ったり、ビデオ通話をしたりするのにもちょうどよいサイズといえます。お子さんに持たせるiPadとしても最適でしょう。

また無印タイプといわれるiPadは11インチと、ノートPCと比べるとひと回り小さいほどの大きさです。
価格がiPadシリーズの中ではもっともリーズナブルなのもうれしいポイントです。
iPadを動画視聴や電子書籍の読書用として使いたいけれども、miniだとちょっと小さすぎて物足りないという方におすすめです。

iPad AirとiPad Proでは11インチと13インチの液晶から選べるようになっています。13インチになるとほぼノートPCと変わらないサイズです。
Proになると、Airよりも画質や音質もよくなっており、動画や映画鑑賞時の迫力も段違いです。

また13インチになると画面が広くなるため、複数のアプリを同時に使いたい方にもおすすめです。
図や文字も大きく表示されるので、長時間使用し続けても目が疲れにくいというメリットもあります。

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搭載されている機能で選ぼう

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iPadは種類によって機能に大きな違いがあります。
そのため、機能不足なiPadを選んでしまうと自分がしたいと思っていたことができない可能性もあります。
それぞれの機能をしっかり比較して選ぶようにしましょう。

選ぶ際には搭載されているチップをチェック

iPadを比較検討する際にまずチェックするべきなのが、それぞれのiPadにどんなチップが搭載されているかです。
チップはA◯、またはM◯(各カッコの中に数字が入る)のように表記されています。
いずれも中の数字が大きくなればなるほど性能が高くなり、AチップよりもMチップのほうが高性能です。

例えば、最新の無印iPadに搭載されているチップはA16ですが、一世代前の機種である第5世代iPad Airに搭載されているチップはM1なので、古い機種でも実は機能はこちらのほうが上ということになります。

11インチの無印iPadよりもサイズが小さい8.3インチのiPad miniのほうが価格が高いのは、miniのほうがより高性能のチップを搭載しており、無印タイプよりもCPU・GPUの性能が高いからです。
CPUやGPUが高くなればなるほどパフォーマンスが快適になり、データの処理もスピーディになります。

ここでCPUとGPUについても解説しておきましょう。CPUというのは日本語では「中央処理装置」と呼ばれるもので、コンピューター自身の頭脳や計算機といっても過言ではありません。
CPUのコア数が多ければ多いほどアプリの動作処理が速くなったり、バッテリー効率を最適化したりする機能が高くなります。CPUはプログラム全般を制御し、複雑な処理を実行するのに欠かせません。

GPUは日本語では「画像処理装置」と呼ばれるものです。画像や映像がより美しく映るかどうかはGPUが鍵となります。
CPUよりも高速で処理することができ、なおかつ大量のデータを並行して処理することができるのがGPUです。
CPUとGPUの性能はまさにコンピューターの性能そのものといえるでしょう。

特にM1~M4チップになると、CPI・GPUの性能が高く、非常に高性能で重たいアプリを使用したり、複数のアプリを同時に使用したりしてもサクサク動くため、ストレスフリーで使用できます。

Apple Intelligenceが使えると便利

Apple Intelligenceは、iPhoneやMacなどでもおなじみのSiriがさらにパワーアップした機能で、比較的最新のアップル製品に搭載されています。
文書作成や画像生成ができるだけでなく、ChatGPTと統合した非常に高性能なAIツールとして活用することが可能です。
これまでは音声のみでしか使えなかったSiriも、タイプ入力で質問することが可能になり、声を出せない場面でもタイピングによって使えるようになっています。

Apple Intelligenceを使えば、長い文章を要約したり、撮影した被写体について調べたりすることもできるようになっており、使い方も無限です。

このApple Intelligenceは、M1以降のチップを搭載したモデルと、A17 Proチップを搭載したiPad miniにしか対応していません。
高性能AIを使って作業をしたいと考えている方は、対応機種を選ぶようにしましょう。

Wi-Fi+Cellularタイプなら外出先でも使用可能

iPadはWi-Fiモデルと、Wi-Fi+Cellularモデルの2種類から選べるようになっています。
店頭で購入する際には、必ずどちらのモデルにするか尋ねられることでしょう。

Wi-Fiモデルのほうが1~2万円ほど価格は安くなりますが、Wi-Fiがつながっているところでしかインターネット機能が使えません。
別途ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)を契約している方や、スマホでテザリング機能を使っている方であれば、割安なWi-Fiモデルのほうでも大丈夫でしょう。

Wi-Fi+Cellularモデルになると、Wi-Fiがつながらない場所でもインターネット機能を使うことができるようになるため、外出先でも思う存分使えます。
GPSも搭載されているので位置情報アプリも使えるようになり、ナビ代わりにもなってくれます。その代わり本体価格が高くなる上に、別途通信会社とSIMを契約しなければなりません。

使用しているスマホと同じ通信業者でiPadを併せて契約すると割安になる場合もあれば、iPad単独で契約できる場合もあります。
1カ月間に使えるデータ容量や月額料金をよく比較して契約するようにしましょう。

場合によってはポケットWi-Fiを導入するほうが安くなる可能性もあるため、普段どれくらいのデータを使用しているのかをあらかじめ調べておくのもおすすめです。

出入力ポートもチェック

これまでApple製品というとLightningケーブルを使った出入力が主流でした。
しかし最近はiPhoneやMacBookなどもType-Cケーブルを導入し始めています。
そのため、iPadとMacをケーブルでつないで大画面で表示したり、iPhoneとつないで充電したりすることも可能です。

モバイルバッテリーなどでもType-C to Type-Cタイプが増えてきているため、Apple製品がType-Cに対応するように願っていた方も少なくないでしょう。

ただし、旧製品・中古品などを購入する場合にはLightningポートの場合がほとんどです。

Type-Cケーブルにもさまざまな規格があり、充電速度やデータの転送速度に違いがあります。
例えば無印iPadの場合は一般的なUSB-Cケーブルと20WのUSB-Cアダプタが付属しています。これはiPad単体で使う分には十分です。

iPad miniやiPad Airに付属しているのは無印iPadと同じケーブルが梱包されていますが、DisplayPortに対応しているのが大きな違いです。
miniだと画面が小さく映画鑑賞も迫力に欠けますが、iMacとつなげることで大画面で映像を出力することができます。また、USB3に対応しているため、対応しているUSBメモリやSSDなどへの出力もよりスピーディです。

iPad Proになると、さらに機能が高くなり、Thunderbolt 3、USB3、USB4にも対応できるようになっています。
Thunderboltは非常にデータの転送速度が速く、周辺機器の接続にも最適なケーブルです。iMacも使っているという方には特におすすめします。

このように、単にType-Cケーブルといっても規格のランクが異なるということを念頭に置いておいてください。

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使用したいアクセサリが使えるかどうかもチェック

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iPadを使って何をしたいかは人それぞれでしょう。
iPadにはさまざまな種類のアクセサリがありますが、使いたいアクセサリが対応しているかどうかは、あらかじめ調べておく必要があります。

Apple Pencilは機種によって使えるものが異なる

MacBookとiPadのもっとも大きな違いといえば、タッチ操作ができるかどうかでしょう。iPhoneとMacBookの両方のよさを兼ね備えているのがiPadです。

iPad用のアクセサリの代表格といえば、やはりApple Pencilでしょう。Apple Pencilを使用することで、手書きでさっとメモを取ったり、イラストや図面を描いたり、マウスの代わりに使ったりと、iPadの可能性が格段に広がります。
むしろ、Apple Pencilを使いたいからこそiPadの購入を考えているという方も少なくありません。

そんなApple Pencilはアップグレードの頻度が多く、どんどん新しいモデルが登場しています。
より性能が高くなるのはありがたいのですが、その分対応するiPadも変わるため、使用目的に合った組み合わせで購入する必要があります。

ずっと前からiPadとApple Pencilを使っていた方が、数年ぶりに新しいiPadに買い替えたいと思った場合などは要注意です。
最初に販売された第一世代のApple Pencilは主に無印iPadや数世代前のiPadでしか使えません。
さらに充電はLightningケーブルであり、iPadとペアリングする際にも本体に差し込む必要があるため、Type-CタイプのiPadで使う場合は別途変換アダプタが必要になります。

次に登場した第2世代Apple Pencilは、iPad本体に磁石で取り付けて充電できる上に、それだけでペアリングまでできる画期的なモデルです。
ダブルタップもできるため、ショートカットを振り分けておけばより作業もスピーディになります。
しかし、こちらも今では一部のiPad Pro、iPad Air、iPad miniにしか対応していません。

Apple Pencil(USB-C)は、出力ポートがUSB-CタイプのiPadの多くに対応可能です。
価格もほかのApple Pencilよりも安価なのもうれしいポイントです。ただし、こちらには筆圧感知機能やダブルタップ機能は付いていません。
そのため、筆圧が重要視されるイラスト作成などには不向きなモデルといえるでしょう。

最新のApple Pencil Proはまさに欲しい機能がギュッと詰まったモデルになっています。
傾き検知・筆圧検知・マグネット取り付け式充電・ワイヤレスペアリング・ダブルタップと、これまで紹介してきた機能がすべて使える上に、新たに以下の3つの機能が追加されました。

バレルロール・スクイーズ機能

バレルロールというのは、Apple Pencil Proを回転させるだけで、形が違うペンツールやブラシツールの向きを変えることができる機能のことです。
簡単にペンの太さを変えられるため、メモを取りながら、マーカーをすぐに引くことも可能です。

スクイーズは、ペンを指でぎゅっと押し込むことで新しいパレットを表示させることができ、ツールを素早く切り替えることができる機能です。
iPadの設定からスクイーズによって割り当てたいメニューを好きに割り当てることも可能です。

これによって、iPadをノート代わりにしている方はもちろん、製図やイラスト作成をしている方の作業効率も格段に上がります。

感覚フィードバック機能

こちらは、前述のスクイーズやバレルロール、タップといった機能を使用した際、ペンを通じて触覚的な反応が感じられるようになっています。
そのため、実際に紙にペンで筆記しているようなリアルな感覚が得られることでしょう。

探す機能

これまでのApple Pencilはなくしやすいという声が多かったため、Proモデルからは「探す」機能が搭載されました。
iPhoneやiPad、Macなどの「探す」アプリにApple Pencil Proを登録しておけば、万が一紛失してしまった場合も簡単に探せます。
大変高性能なのですが、現状ではM2・M4チップを搭載したiPad AirとiPad Proにしか対応していません。しかし、今後登場する新型iPadでは引き続き使える可能性が高いモデルです。

もちろん、iPadで使えるのは純正のペンシルだけではありません。
安価で互換性のある他メーカーのペンシルも多いので、純正の機能ほど高性能でなくてもいいという方は、別メーカーのペンシルを購入するというのもおすすめです。

文書作成にはキーボードが必要不可欠

少しの量ならiPad本体だけで文章を作成することもそれほど苦にはならないでしょう。
しかし、本格的な文書作成となると、どうしてもiPadのキーボードだけでは厳しくなります。
打鍵感が少ないと誤字脱字が増えるだけでなく、ファンクションキーやテンキーボタンがないことに不便性を感じやすくなることでしょう。

iPadで文書作成をする機会が多い場合は、やはりキーボードが必要不可欠になります。もちろん、すでにMacを使用している方であれば、Mac付属のワイヤレスキーボードを併用することも可能です。
テンキー付きタイプは持ち運びは不便ですが、数字を入力する機会が多い方には非常に便利です。

しかしiPad単体だけであれば、別途キーボードを用意するのがおすすめです。純正のiPad用Magic Keyboardであれば、iPadとのペアリングが簡単な上に相性も抜群です。
iOS対応キーボードなので、オプションキーやコマンドキーも分かりやすい上に、指紋認証機能付きタイプならパスワードを入れる煩わしさからも解放されます。

まだ対応している機種はMチップ搭載のiPad AirとiPad Proと少ないですが、Magic Keyboard Folioシリーズはキーボードとカバーが一体になっており、それぞれ別々に購入する必要がありません。
また、キーボード部分はマグネットで簡単に取り外し可能です。カバー部分はスタンドとしても使えるので、動画視聴時などにも大変便利です。液晶とキーボードサイズがピッタリ合うので持ち運ぶ際もスッキリしています。

もちろん、純正にこだわる必要はありません。他メーカーからもiPad用のキーボードがたくさん販売されています。
できるだけiOS専用のものを選ぶのがおすすめです。WindowsタイプやWindows兼用だと、キーの名前や配置が異なるので使いづらく感じる可能性があります。

スタンドがあると肩や目への負担も軽減できる

iPadはもっとも小さいiPad miniでも293~297gの重量があります。
いくら軽量といっても、映画や動画視聴中にずっと手に持っていると疲れてくることでしょう。
iPadを長時間使用するときに立てておけるスタンドがあると両手が空いて、作業も楽になります。

スタンドは使用中にグラグラしないよう、ある程度重量があり、堅牢なものを選ぶようにしましょう。スタンドの高さや角度の調整ができるタイプであれば、自分の目線に合わせられるので、目や肩も疲れにくくなります。

持ち運ぶ機会が多いならカバーやフィルムも装着させよう

普段から頻繁にiPadを持ち運ぶ方は、うっかり落としたりぶつけたりしたときにも本体に影響が出ないよう、カバーや液晶フィルムを装着しておくことをおすすめします。
中には「AppleCare+」に加入しているから大丈夫だと考えている方もいるかもしれません。確かにありがたいサービスではありますが、修理に出している間は当然iPadはありません。

また、Apple Pencilを頻繁に使う方は、フィルムなしだと液晶にかすり傷が増えて画面が見えにくくなることもあります。
フィルムを最初から貼っておくことで、Apple Pencilによる摩擦傷を抑えたり、反射による見えづらさを軽減したりできます。
フィルム自体は貼り替え可能なので、傷が目立ち始めたり、フィルム自体が損傷したりした場合も安心です。

カバーもフィルムも安価なものがたくさん販売されていますが、やはり安いものにはそれなりの保護性能しかありません。
高性能なフィルムになると、価格は確かに上がりますが、ブルーライトカット機能付きのものや、本物の紙に書いているような感覚が得られるタイプのもの、のぞき込み防止機能付きのものなど、さまざまなタイプがあります。

「フィルムを自分で貼るのは苦手」という方は、フィルムを購入した場所でフィルム貼りサービスを受けたり、ガイド付きのフィルムを選んだりするとよいでしょう。

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まとめ

iPadはほかのApple製品と同様に、常に進化し続けているタブレットです。そのため高頻度で製品がグレードアップされます。ボタンの位置が変化したり、薄さが変わったりすることも少なくありません。

本体だけでなく、Apple PencilやMagic Keyboardも同様です。そのため新機種が登場すると旧アクセサリが使えなくなることがあります。
同じサイズの液晶のものに買い替えても、それまでのiPadカバーが使えるとは限らないので、iPadを買う際にはその機種に対応しているバージョンのアクセサリを選ぶようにしましょう。

iPadを実際に触ってから購入したいという方は、まずはレンタルして使ってみるのもおすすめです。
「カリナイト」では各種iPad本体はもちろん、アクセサリ類もレンタルできます。
自分の使い方にピッタリのiPadはどれなのか分からないという方は、比較してみるのもよいでしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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