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【用途別】会議室モニターの選び方とおすすめの商品を徹底解説

【用途別】会議室モニターの選び方とおすすめの商品を徹底解説

会社の会議室のような広々とした空間で映像や資料を提示する際には、会議室用のモニターが便利でしょう。
大きくて大人数でも見ることができる上に、プレゼンのときにも重宝すること間違いなしです。
そんな会議室モニターにも実はいろいろなタイプのものがあります。
今回は、どんな会議室モニターがどんなときにおすすめなのか紹介していきます。

最近の会議室モニターは機能も向上

会議室のモニターというと、プロジェクターのようにスクリーンに機械で映して、手動で資料を切り替えるものをイメージする方も多いでしょう。
しかし、そのようなスライドプロジェクターは、最近ではほとんど使われなくなってきました。今やモニターディスプレイを使用するほうが主流です。

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種類も豊富で目的によって使い分けられる

会議室モニターの機能は年々向上しており、その種類も多様化しています。
それぞれの種類ごとにメリットとデメリットがあり、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

では、いくつかの種類ごとに使用するメリットとデメリットについて解説していきます。

プロジェクタータイプを使うメリットとデメリット

プロジェクタータイプのモニターを使うメリットは、まずスクリーン自体が大きいという点が挙げられます。
歴史の古い企業の会議室などでは、ロール式のスクリーンが備え付けられているところも多いでしょう。

また、ロール式スクリーンでなくても白い壁であれば投影させることが可能です。
非常に大きく、壁一面を覆えるようなスクリーンもあり、大人数で見る場合に使われることが多いタイプといえます。

最近はプロジェクターも小型化しており、持ち運びしやすくなってきているのもうれしいポイントです。

ただ、プロジェクターを使用する際には部屋の中を暗くしなければなりません。
そのため、議事録を書こうとしても手元が暗くて見えなかったり、逆に明るいとモニターがぼやけて見えづらくなったりするデメリットがあります。

さらに、最近はプロジェクターのスライドに使うフィルムの製造量が減っており、入手しにくいという問題も抱えています。
照明やピントの調整、フィルムそのものの準備などで、どうしても下準備に時間がかかってしまうことを念頭に置いておきましょう。

液晶モニタータイプを使うメリットとデメリット

液晶モニターは、現在もっとも主流となっているタイプです。液晶モニタータイプを使用するメリットはまず、サイズ展開が豊富なことです。
卓上にも置けるようなコンパクトなものから、100インチ以上の大画面のものまで必要に応じて使い分けることができます。

発色がよく、室内を暗くしなくてもはっきりと画像が映し出されるので、資料が見やすいのも液晶モニターならでは。
色みがスクリーンタイプよりも実物に近い色で表現されるため、特にデザインなど、色みを重視する資料を映し出す必要があるときに重宝するでしょう。

HDMI端子を使用することで、パソコンの画面を共有したり、複数のモニターをつなげて大画面化させたりすることも可能です。
パソコン側やリモコンで操作することもできるため、会議がスムーズに進むという点もメリットの一つといえるでしょう。

液晶モニタータイプのデメリットとしては、場合によっては移動させることが難しいという点が挙げられます。
壁に掛けるような超大画面の液晶モニターは、当然ながら移動を前提としていないので、設置する部屋が決められてしまいます。
また、60~80インチほどのモニターになると、移動は可能ですが、移動式のスタンドに載せたり複数人で運んだりしなければ難しくなります。

タッチパネル式モニタータイプを使うメリットとデメリット

タッチパネル式のモニターはまだ比較的新しいタイプのモニターで、主に企業や公共施設などで使われています。
タブレットのように触れて操作することができるため、ページの切り替えや拡大縮小、スワイプなども容易です。
誰でも直感的に操作できるというのも魅力的なポイントです。

発色もきれいで、液晶タイプのモニターのように部屋の明るさに左右されにくいというメリットもあります。
今後さらに需要が増えていくことが期待されるモニターです。

しかし、まだ新しいタイプということもあり、液晶モニターのように種類が豊富ではありません。
本体自体も液晶モニタータイプに比べて高額です。

液晶を直接触って操作することにより、液晶への負担がかかりやすいというデメリットもあります。
力加減が分からない方が不特定多数使用するような場面では、特に故障頻度が高くなります。
また、修理費用も決して安くはないということは念頭に置いておく必要があるでしょう。

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画質やサイズ・操作性などもチェック

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それでは、会議室で使用するモニターを選ぶ際にはどのような点を考慮するべきなのでしょうか。
具体的にどのようなポイントをチェックする必要があるのか、以下から詳しく解説していきます。

会議室の広さや使用する人数に適したサイズを選ぼう

会議室用のモニターを選ぶにあたり、まずチェックするポイントは、その会議の規模です。
少人数なのか大人数なのか、それともグループ会議のように座席が分かれているのかによって、選ぶ基準が変わってきます。

5~6人程度の小規模な会議で使用するのであれば、30インチ前後のモニターがおすすめです。
それ以上の大きさになると逆に見づらくなってしまいます。10人程度になると、40~50インチ程度、15人ほどであれば、60インチ程度のモニターがおすすめです。

20人以上になると、会議室自体も広くなって、お互いの席の距離も離れてくることでしょう。
会議自体の規模も大きくなり、会議の時間も長くなってくることが考えられます。そうなると100インチ以上のモニターがおすすめです。

さらに大きな会議になると、会議室もかなりの広さになることでしょう。広々としたスクリーンタイプがおすすめです。
液晶タイプのモニターを使用するのであれば、100インチ以上のものを選ぶようにしましょう。
もしくは複数のモニターをつなげてワイドモニターとして使用するか、複数箇所にモニターを設置し、画面を共有して使用するのがおすすめです。

画面の見やすさも重要なポイント

会議室用モニターでは、画面の見やすさも重要です。
ロールスクリーンタイプのモニターの場合、光加減やプロジェクターとの距離次第で見えづらかったり、ぼやけてしまったりすることがあるため、事前にしっかり調整しておく必要があります。

液晶モニターも、光が反射して座る場所によってはまったく見えないこともあるので要注意です。
反射防止加工が施されているものや、自動的にその場所に適した明るさに調整してくれる機能が搭載されているタイプだと、より安定して映し出すことができます。

会議室でモニターを使用する際には、どの席に座った人でもきちんと画面が見えなければなりません。中には、極端に暗い液晶や逆にまぶしいほど明るい液晶のものもあります。
設定で彩度や照度などが変えられるかどうかもポイントの一つといえるでしょう。

オンライン会議などでは、周辺機器との相性もチェック

最近はオンライン会議等を行う企業も増えてきています。
会議室を使ってオンライン会議を行うのであれば、使用するモニターもオンラインに対応しているものを選ぶようにしましょう。

オンライン会議では、ネット回線の安定性が重要なのはもちろんのこと、マイクやカメラといった周辺機器も必要になってきます。
場合によってはスピーカーが必要になってくることもあるでしょう。
オンライン会議を想定しない会議室モニターの場合、マイクやカメラといった機能がそもそも備わっていないものも少なくありません。
それらの周辺機器が取り付けられるポートが備わっているかどうかもチェックしておきましょう。

黒板のように使えるタイプはプレゼンやオンライン会議に最適

タッチ式の液晶モニターの中には、黒板やホワイトボードのように文字や図形を書き込めるようになっているものもあります。
このタイプは資料を画面で開きながら、それに注釈や訂正、マーカーなどを書き加えることができるため、プレゼンやオンライン会議では非常に便利です。
見ている側も理解しやすく、会議の進行もよりスムーズになることでしょう。

ただし、やはり本体価格は高額になります。
力加減が分からない方が使用すると液晶パネルを破損してしまう可能性もあるため、扱い方には十分な注意が必要です。
可能であれば保護フィルム等を併用することをおすすめします。

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目的別に上手にモニターを使い分けよう

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会議室のモニターを導入する場合、目的に応じたものを選ぶことの重要性は理解できたものの、具体的にどのような商品があるのか知りたいという方も多いでしょう。

そこで、以下からは実際に目的に応じておすすめのモニターを全部で10選紹介していきます。

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使用目的別おすすめの会議室モニター10選紹介

壁掛けタイプ5選

①TOSHIBA/REGZA65インチ4Kモニター (65M550M)

商品画像1-1
こちらは非常に美しい4K液晶パネルで、動きの速い映像もスムーズにガタツキがないように処理してくれるモニターです。
クラウドAI高画質テクノロジー機能が搭載されており、ノイズも抑えてクリアに表現してくれます。
また、設置している場所によって画質を自動的に調整してくれるため、室内が明るすぎたり暗すぎたりすることで画面が見えにくくなるということも抑えてくれます。
移動式のテレビスタンドや壁掛けユニットに取り付けることが出来るため、会議室に合わせて使い分けることも可能です。
スマホやタブレット、パソコンといった機器から手軽にミラーリング可能なので、画面の前に人が立つことなく操作することができます。

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②SONY/BRAVIA65インチ4K液晶モニター(KJ-65X75WL)

商品画像1-2
65インチサイズで、小~中規模会議室に設置するのにおすすめのサイズです。
4Kの高画質で表示されるため、文字も画像も明確に表示することができます。
そのため、特に画質を重視したいプレゼンなどで重宝することでしょう。

液晶モニターとして使えるのはもちろん、ネットテレビとしても使えるのもうれしいポイントです。
HDMI端子が4つも搭載されているため、複数のモニターや周辺機器と接続することができます。

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③TCL/50インチ4K液晶モニター(50P745)

商品画像1-3
Google TVを搭載したモデルで、リモコンのボタンを押しながら話しかけるだけでGoogle音声アシストが使用可能です。
残像を抑え、繊細なコントラストで細部までしっかり映し出してくれます。
ドルビーアトモスに対応しており、部屋全体にしっかりと音が届くのも魅力的です。
クロームキャスト機能が内蔵されており、スマホなどの映像をそのまま映し出すことも可能です。高画質・高音質の両方を兼ね備えた万能タイプと言えるでしょう。
50インチなので、小規模会議室におすすめです。移動式スタンドに設置すれば他の部屋に移動させることも簡単です。

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④86インチ 大型ディスプレイ(KNTXR-ELC_W86)

商品画像1-4
こちらは86インチという大迫力の大型ディスプレイなので、中規模の会議におすすめです。
フレームをできる限り削ぎ落としたデザインで、ディスプレイ全体を無駄なく広々と使用することができます。
スピーカーもついており、別途用意する必要はありません。
HDMI端子が備わっているため、ケーブル一本で簡単に他の機器と繋げて使えます。

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⑤アイリスオーヤマ 65インチ4K液晶モニター(65UB10P)

商品画像1-5
こちらは65インチの4K高画質モニターで、アンチグレア液晶を搭載しているため、光の反射や映り込みを軽減してくれます。
そのため、長時間にわたる会議でも目が疲れにくいというメリットがあります。
10〜20人ほどの会議におすすめです。HDMI入力端子は3つも搭載されており、複数の機器を同時に接続することも可能です。
ただし、USBメモリ端子やSDカードには非対応なので、プレゼンなどのデータをUSBメモリに入れて使いたいという場合には別途メディアプレーヤーが必要になります。

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コンパクトタイプ5選

⑥IODATA/31.5インチWQHD液晶ディスプレイ(EX-LDQ322DB)

商品画像2-1
WQHDという非常に高画質な31.5インチのディスプレイで、10人以下の小規模会議などにおすすめです。
見る位置や角度によって生じる見にくさが軽減され、どこからでも鮮明な画質を映し出してくれます。
映像を自動的に判別し、最適な明るさに調節してくれるのも魅力的です。

HDMI端子が3つ、DisplayPort端子が1つ備わっており、パソコンやほかのAV機器とつなげて使うのにもうってつけの一台といえるでしょう。

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⑦TOSHIBA/REGZA 32インチHD液晶モニター(32V34)

商品画像2-2
重量は約4.5kgと軽量で、女性でも簡単に場所を移動させられる液晶ディスプレイです。
32インチなので、グループミーティングや10人以下の少規模会議におすすめです。テレビとして使えるのはもちろん、ネット動画にも対応しています。
スッキリとしたデザインで、ベゼル枠も狭いのでディスプレイ全体を隅々まで無駄なく使えます。
「おまかせオートピクチャー」機能により、どんな環境下でも周囲の状況に応じて自動的に画質を調節してくれるのも魅力的です。

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⑧Dell/27 Plus QHD USB-Cモニター(S2722DC)

商品画像2-3
スッキリとしたデザインで、スタンド部分は高さや左右の角度、傾き加減などを調節することが出来ます。
HDMI端子が搭載されているので、他の映像機器との接続も簡単です。
また、USB-C入力端子も備わっており、最大で65Wの電力供給ができます。
ノートPCやタブレットに充電をしながら接続することも出来るため、長時間に及ぶ会議でもノートPC等のバッテリー切れの心配がありません。

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⑨IODATA 23.8インチフレームレスFHD液晶ディスプレイ(DI-A241DB)

商品画像2-4
こちらも23.8インチとコンパクトで、10人以下の小規模会議におすすめです。
3辺がフレームレスになっているため、複数台つなげることでマルチディスプレイとしても使用可能です。
あらかじめHDMI端子が付属してくるため、導入後すぐに使用することもできます。

VESA規格で壁掛けとしても使えるため、小規模会議~大規模会議まで幅広い用途に応じて使い分けられるモニターです。

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⑩Philips/15.6インチポータブル液晶ディスプレイ(16B1P3300/11)

商品画像2-5
一般的なノートPC程度のコンパクトなサイズの液晶ディスプレイで、手軽に持ち運べます。
スタンド部分は折りたたみ式で、0〜90度まで自由に角度を調節することが出来るのも大変便利です。
USB-Cポートで簡単に他の映像機器と接続することが出来るだけでなく、電力供給も可能なのでバッテリーを気にせず使えます。
少人数のミーティングや、対面によるプレゼンなどに重宝することでしょう。

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まとめ

今回は会議室で使用するのにおすすめのモニターについて詳しく解説してきました。
頻繁に使うのであれば完全備え付けタイプがおすすめです。ただし、普段それほど頻繁に使わないのであれば、レンタルすることでコストを抑えることができます。

カリナイトでは、会議室モニターに最適なモニターを豊富に取りそろえています。
1日から手軽にレンタルできる上に、スタンドなどのオプション機器も併せてレンタル可能なので、ぜひ検討してみてください。

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