Apple社がメーカーとして製造する、いわゆる「Apple製品」のiPadシリーズの違いを知っていますか?
Apple製品のユーザーならほとんど答えられるかもしれませんが、Cellular(セルラー)モデルやSIMフリーと言われてピンと来ないようであれば、今回の記事を見てみる事をおすすめします。
本記事では、Cellular(セルラー)モデルとWi-Fiのモデルの違いや見分け方について、基本的なところから説明していきます。
iPadにはWi-FiとCellularの2種類のモデルがある
iPadを選ぶ上での重要なポイントとして、インターネットへの接続方法の違いがあります。
iPad Cellular(セルラー)モデルとWi-Fiのモデルで、おおまかに以下のように異なります。
iPadのモデルの違い
Cellular モデル (セルラー) |
Wi-Fi通信が使えるだけでなく、モバイルデータ通信を利用してインターネットに接続できる |
---|---|
Wi-Fi モデル (ワイファイ) |
Wi-Fi通信でのみ、インターネットに接続できる |
Cellular(セルラー)モデルにはSIMカードが必要
iPad Cellular(セルラー)モデルに関しては、モバイルデータ通信を利用するためにSIMカードを必要とします。SIMカードは通信事業者と契約する事で手に入るもので、契約中は設定されたデータ通信量まで毎月使えるものや、指定の通信量を使用すると通信できなくなる使い捨て型など、いくつかの種類があります。
docomo、au、softbankといった通信事業者(通信キャリア)ごとにSIMカードが異なり、iPad本体はいずれか1つに対応している事が多いので、注意しましょう。
例外として、SIMフリーモデルというCellular(セルラー)モデルの一種がありますので、後ほどご紹介します。気になる方は、本記事をさらに読みすすめるのがおすすめです。
↓iPad Cellular(セルラー)モデルのレンタルは以下から↓
↓その他のiPadのレンタルは以下から↓
iPadにはmini、Pro、Airなどの4つの機種がある
iPad Cellular(セルラー)モデルとWi-Fiのモデルのような通信機能の違い以外に、iPadには通常のiPadを含め、4つの機種があります。
iPadのレンタルや購入の際に気にする人が多いポイントをメインに比較してみましょう。
iPadの機種一覧
金額 | 画面サイズ | 性能 | 軽量さ | |
---|---|---|---|---|
iPad | 普通 | 9.7~10.2インチ | 普通 | 少し重い |
iPad Air | 少し高い | 9.7~10.9インチ | 少し良い | 普通 |
iPad mini | 安い | 7.9~8.3インチ | 普通 | 軽い |
iPad Pro | 高い | 9.7~12.9インチ | 良い | 重い |
※画面サイズは世代により決まっており、選べるわけでは有りません。新しいものほど大型化しています。
※iPad Airは第4世代以降、iPad Proに近い重量となっています。
上記の4機種それぞれに、Cellular(セルラー)モデルとWi-Fiのモデルがあると考えていただいて差し支え有りません。
iPadにはiPad Air 第1世代、iPad mini 第2世代といったように同シリーズの新型が出るたびに異なる世代名が付きます。また、ディスプレイ画面サイズや搭載するCPUなど性能に違いが出るのが、世代ごとの特徴です。
iPadにはiOSという専用OSが搭載されていますが、古い世代のiPadには最新のアップデートが対応していません。世代ごとに最終対応OSバージョンがあり、非対応アプリが増えたり、セキュリティ上の問題や新機能に対応しないなどの理由から、古すぎるiPadを使う人は少ない傾向にあります。
詳細な機能については、別ページでご紹介
詳細な機能の紹介については、個別に記事にしています。
興味があれば、「新iPadPro・第10世代iPadのご紹介」などを見てみるのも良いでしょう。
他にも、カリナイトでレンタルできるiPadについての特集ページがあります。参考に見てみるのもおすすめです。
デザリングを使うかどうかが選ぶポイント
デザリング機能とは、「インターネットに接続している端末を親機にして、Wi-Fi通信しかできない端末をWi-Fi環境のない場所でインターネット接続可能にする」というネットワーク共有機能です。
Wi-Fi環境のない場所では通常、モバイル通信機能がない端末はインターネットに接続できません。モバイル通信機能を持つ端末をデザリング親機にすることで、iPadはもちろん、パソコンやゲーム機など様々なWi-Fi対応機器を外出先でインターネット接続できるのはとても便利です。
便利なデザリングですが、注意点があるので確認しておくのが良いでしょう。
デザリングの注意点
- デザリング契約が可能な通信事業者に申し込みが必要
- デザリング契約が可能な料金プランは高額であることが多い
- デザリング親機は通信接続中のバッテリー消耗が激しくなる
- Wi-Fiのみの通信端末は親機にはできない(子機のみ)
デザリング以外にもモバイルルーターという選択肢がある
デザリングはモバイル通信機能を持つ機種によるネットワーク共有ですが、ネットワーク共有のみに特化した機器があります。
モバイルルーターという機器はその名の通り、Wi-Fi環境のない外出先などでインターネットに接続できる、「持ち運び可能なルーター」です。
デザリング可能な端末がない場合でも、モバイルルーターを「デジタル機器レンタル カリナイト」などからレンタルしたり、docomoやau、softbankなどの通信事業者と契約、機器購入する事でWi-Fi環境がない場所でもインターネットに接続可能となります。
カリナイトでレンタルする際は、会員登録した後、以下の商品一覧からお好きなモバイルルーターを選択して見積もり依頼をしてみましょう。
SIMフリーモデルなら通信会社を選ばない
iPad Cellular(セルラー)モデルの中には、SIMフリーといわれるタイプがあります。
モバイル通信を行なうにはSIMカードが必要になってきますが、従来はiPad Cellular(セルラー)モデルとSIMが同じ通信事業者で契約したものである必要がありました。
例えば、auで契約して購入したiPad Cellular(セルラー)モデルに、docomoで契約したSIMを入れても、利用する事ができない、という事です。
SIMフリーモデルであれば、どこで契約したSIMでも関係なく、利用することが可能です。
ただし、SIMフリーモデルは通常のiPad Cellular(セルラー)モデルより高額になるケースもあり、注意が必要となります。
なお、カリナイトでレンタルできるiPad Cellular(セルラー)モデルのほとんどは、SIMフリーモデルを採用しています。
Cellular(セルラー)モデルにしか無い機能がある
実は、iPad Cellular(セルラー)モデルにしかGPS機能はありません。iPad Wi-FiモデルにはGPS機能がない仕様となっています。
具体的なメリットとして、ナビアプリの使い勝手が変わってくる点が挙げられます。
↓iPad Cellular(セルラー)モデルのレンタルは以下から↓
↓その他のiPadのレンタルは以下から↓
Cellular(セルラー)とWi-Fi、それぞれデメリットが異なる
iPad Cellular(セルラー)モデルとWi-Fiモデルにはそれぞれ、デメリットがあります。
Cellular(セルラー)
- 毎月、回線料金がかかってくる
- 本体金額がWi-Fiモデルより高い
- SIMカードを入れた後、初期設定の手間が必要
- 格安SIMで使用する場合、プロファイルのインストールが必要
Wi-Fi
- Wi-Fiが使えないエリアではデザリングしないと通信できない
- GPS機能が使えない
- デザリング親機はBluetoothを手動で切り替えるなど手間がかかる場合がある
- デザリング親機はバッテリー消費が大きく、長時間の使用に向かない場合がある
- 通信会社の使い放題プランにデザリングは含まれない (docomo除く)
実はiPad Cellular(セルラー)モデルのデメリットの大半は、カリナイトでレンタルする事で消えてしまいます。
デメリットが消えてしまう理由が気になる方は、さらに読みすすめる事をおすすめします。
カリナイトでレンタルできるiPadはメリットが多い
回線料金はレンタル期間とデータ使用量に応じた分だけで良い
レンタルする場合、回線の利用料金はレンタルの期間とデータ使用量に応じた分だけかかる形となります。回線の契約者はカリナイトであるため、購入する場合に発生する事がある1年間の継続契約の縛りなどは全くありません。
好きな期間でレンタルが可能です。
本体金額はレンタル料金になり、格安
レンタル料金は購入する場合と比較し、圧倒的に安く設定されています。
短期的には購入するよりもオトクなため、Wi-Fiモデルよりも高い本体代金も気になりません。
レンタル金額 (1ヶ月) |
購入金額 | |
---|---|---|
iPad 第9世代 64GB Cellular | 8,000円(税別) | 63,455円(税別) |
iPad 第9世代 64GB WiFi | 5,100円(税別) | 45,273円(税別) |
※記載金額は2023年5月時点のものです。タイミングにより価格が変更となっている場合がございます。
SIMカードは契約済みで初期設定済みの手間いらず
カリナイトのiPad Cellular(セルラー)モデルには、契約済みで本体に入れての初期設定が済んだSIMカードがセットされています。
別のSIMカードを入れて使うような事がなければ、再設定する必要もなく、手間いらずです。
カリナイトで用意していないSIMカードを使う事は、設定サポートが困難であることから推奨していません。機器の故障やデータ破損につながった場合、レンタル補償プランに入っていても補償の対象外となってしまう事も有り得ることから、やめておいた方が良いでしょう。
購入して利用する際の金額を考えれば、格安SIMを使う必要性もないと思われます。
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iPadレンタルについてもっと詳しく知りたい方におすすめです。